てつやのブログ

臨床検査技師と怪談、時々過払金 怪談会ではsakainotetsuyaと名乗っています。

過払金返還請求(不当利得返還請求) 1

まず初めに言っておかなければいけない事は、私は司法に携わっていません。これらは、あくまで私の経験則での方法なので、ご理解宜しくお願いします。

 

最初は裁判と聞くと、時間がかかるイメージでしたが、口頭弁論自体は裁判官がこういった事件に慣れていたらしく、すぐに終わりました。閉廷の時はご苦労様と声をかけられましたね。20年弱前の事ですが。

では書いていきます。

 

 

基礎知識

金利が20%を超えると違法(利息制限法)

・返済し終わっていたら必ず過払い金がある

・10万円未満  20%

 10~100万円 18%

 100万円以上 15%

・10万円借りて18%が適応したら、返済して5万円になっても18%が適応される。

 

1.個人情報開示請求

 ・HPまたは電話で用紙をもらい、記入して郵送する。

 書き方

  →開示を求める文章

   ・貴社と私の金銭消費貸借契約にかかる貸付当初より、現在(最終取引)に至る

    までの取引経過全部

  →開示を求める理由

   ・貴社との取引経過につき、利息制限法の法定金利で引直計算するため。また、

    過払い金が発生していれば、その返還請求をするため

 ・10年以上前の分を開示拒否した場合は、弁護士や司法書士に相談しましょう。自分

  で行う場合は「推定計算」「残高ゼロ計算」を行う。

 ※10年が不当利得返還請求(過払い金)の時効ですが、現在も取引していれば、時効

  は成立しない。

 

 

2.取引経過を利息計算表に入れていく

 ・請求先の会社から取引履歴が送られてくる。その履歴が本当に正しいか確認出来た

  ら、計算表に入れていく。

 ・計算表はダウンロードするか、過払い金の本に付属しているものを使う。

 ・入力は「年月日」「借入金額」「弁済額」

 ・過払い金にも5%または6%の利息がつく

 

 

私は下に紹介している本を読んで勉強しました。私みたいな素人でも出来たのでやろうと思えば誰でも出来るんじゃないでしょうか。(こんな事書くと司法関係者から文句言われそうですが)