てつやのブログ

臨床検査技師と怪談、時々過払金 怪談会ではsakainotetsuyaと名乗っています。

臨床検査技師 国家試験対策 臨床化学 2

臨床化学 ポイントまとめ 2

覚えるポイントだけ書いていきます。

医歯薬出版の赤本の通りに進めていきますので、教科書を追ってください。

どうしても生物化学との切り離しが難しかったので、正解問題は生物化学と臨床化学を足した試験用で書いていきます。

 

覚える所、正解問題という形で書いていきます。

 

生物のメカニズム

 

A 生命現象の生体構成成分

 1.生体は約20種の元素で構成されている。

 2.生体の約70%は水で、残りの殆どが酸素、炭素、水素、窒素の4元素よりなる。

 

B 細胞の構造と働き

 3.タンパク質の生合成は粗面小胞体で行われる。

 4.タンパク質への糖鎖の結合はゴルジ体内で行われる。

 5.解糖系は細胞質に存在する。

  細胞質:解糖系、ペントースリン酸回路糖新生

 6.リソソームは自己消化作用がある。

 7.電子伝達系はクリステに存在する。

 8.チトクロームbは電子伝達系に関与する。

 9.リソソームは糖質、脂質、蛋白質などを加水分解する酵素を含んでいる。

 10.粗面小胞体にはリボソームが付着している。

 11.細胞膜での能動輸送にはエネルギー消費を伴う。

 12.カルバモイルリン酸とオルニチンからシトルリンが生成される反応は、ミトコン

   ドリア内で行われる。

 13.酸化的リン酸化はミトコンドリアのクリステで行われる。

 14.電子伝達系では酸化的リン酸化反応が行われる。

 15.生体膜の基本構造は脂質二十層である。

 16.TCAサイクルはミトコンドリアで行われる。

 

生物化学分析の基礎

A 単位

 17.カルシウム8.0mg/dlは2.0mmol/lである。(カルシウムの原子量は40)

 18.血清尿酸値6.7mg/dlをSI単位で表すと0.4mmol/lとなる。(尿酸は168とする)

 19.モル(mol)はSI単位である。

 

B 分析試薬

 20.緩衝液のpHは温度によって変化する。

 21.pH7の溶液の水素イオンの濃度はpH6の場合の1/10倍である。

 22.比重1.84、重量百分率95%の濃硫酸のモル濃度は約18mol/lである。

 23.メチルレッドの変色域は4.2~6.3で変色する。

 24.還元型NADアルカリ性下で安定する。

 25.12mol/lのHCL(A)と2mol/lのHCL(B)を混合して、4mol/lのHCLを1000mlを作

    るとき、Aを200mlとBを800ml混合する。

 26.トリス緩衝液は塩基性領域に用いられる。

 27.ホウ酸緩衝液は塩基性領域に用いられる。

 28.重クロム酸カリウムはJIS容量分析用の標準物質である。

 29.水酸化ナトリウムの1規定容量250mlを作るのに必要な水酸化ナトリウムの量は

   10.0gである。

 30.フェノールフタレインは弱酸性を強アルカリ液で滴定する指示薬である。