てつやのブログ

臨床検査技師と怪談、時々過払金 怪談会ではsakainotetsuyaと名乗っています。

臨床検査技師 国家試験対策 臨床化学 1

臨床化学 ポイントまとめ 1

覚えるポイントだけ書いていきます。

医歯薬出版の赤本の通りに進めていきますので、教科書を追ってください。

どうしても生物化学との切り離しが難しかったので、問題は生物化学と臨床化学を足した試験用で書いていきます。

 

覚える所、問題集という形で書いていきます。

 

・臨床化学分析の単位

 SI単位系基本単位

 SI単位系誘導単位

 SI単位系の接続語

 

・分析用試薬の10品目(一次標準物質)

 塩化ナトリウム

 シュウ酸ナトリウム

 スルファミン酸

 炭酸ナトリウム

 フッ化ナトリウム

 亜鉛

 銅

 ヨウ素カリウム

 三酸化ヒ素

 重クロム酸カリウム

 

・医薬用外毒物(赤地に白文字)

 塩化第二水銀

 亜ヒ酸

 シアン化カリウム

 二硫化炭素

 

・医薬用外劇物(白地に赤文字)

 重クロム酸カリウム

 硫酸

 ホルムアルデヒド

 

・無機物の測定

 ①ナトリウム

  →酵素

  β‐ガラクトシダーゼ活性化因子としてナトリウムを用いる。  

 

 ②カリウム

  →酵素

  ピルビン酸キナーゼの活性化因子としてカリウムを用いる。

 

 ③カルシウム

  原子番号20、原子量40.08、アルカリ土類金属

  血液中では透析性と非透析性

  透析性は約50%がイオン型、残りは非透析性でタンパク(アルブミン)と結合

  アシドーシスで上昇、アルカローシスで減少

  →OCPC法

  Mgイオンを8‐ヒドロキシキノリンでマスク

  OCPCは塩基性下で無色に近い紅色

  Caとキレート結合すると紅紫色の錯化合物

 

 ④マグネシウム

  直接定量法はチタンイエロー法

  →キシリジルブルー法

  →酵素

  ヘキソキナーゼまたはグルコキナーゼグルコース‐6‐リン酸デヒドロゲナーゼ

  用いNADPHの340㎚の吸光度測定

 

 ⑤鉄

  アスコルビン酸が試薬の一つ

  →松原法

  Fe3+を還元し、Fe2+にして、酸を酢酸ナトリウムで中和

  バソフェナンスロリンとFe2+の結合発色

 

  →TPTZ法

 

 ⑥銅

  →バソクプロイン法

 

 ⑦塩化物イオン

  体液中の陰イオンで最も量が多い

  胃酸の主成分、アミラーゼなど酵素の活性化

  →シャールズ・シャールズ法

  →クロライドメータ法

   電量滴定

 

 ⑧無機リン

  →モリブデンブルー法